2005/03/16

3月16日の晩ごはん

・豚コマ生姜焼き&便秘サラダ半分
・昨日のキャベツ漬物
・昨日のアサリ味噌汁
・サトウのごはん×2
・ただいまプーアール茶

今晩も早くあがったのでメシを炊こうと思ってたら米が無く、乾物ライフ備蓄品「サトウのごはん」
を2つ電子レンジであっためました。
これが世の中に出てきたのは何時ぐらいのことなんでしょう?
少なくても25年くらい前にはあったと思います。

私が中3の時に両親は離婚しまして、子供二人は母親が引き取ることになりました。
それまで外で働いてなかった母は、不慣れであっただろう仕事をしながら我々二人を育てました。

働きながらの家事は大変です。正社員になったから当然残業もありますしね。
そうなると、どうしても手のかかるメシに皺寄せが来る。
弁当は毎日ほぼ単品茶色系で、晩メシも買ってきた惣菜がメインになってしまう。
子供(私)は面白くないわけですよ。
ただでさえ一軒家に住んでたのが、決して裕福とは言えない生活になってしまいましたから。

ある晩、メシを見ると微妙に色の違うメシが混ざっている。ん?なんだこれは?

「このごはんおかしいよ何入れたんだよ」
「ごはん炊くの忘れたからサトウのごはんを足したんだよ」
「ふざけんなよ~あんな人工のメシなんて食えるかよ」
「そんなことないよ食べてみなよ普通のごはんだよ」
「いい加減にしろよ!親なんだからメシぐらいちゃんと作れよ!」

大変困った子供ですが(笑)、子供は子供なりに生活環境が変わって我慢してたストレスが
あったんですな。確かその晩はメシは食わなかったと思います。
結局、私が一番最初に「サトウのごはん」を食べたのは、一人暮らしを始めてからでした。

一人で暮らして初めてわかる「サトウのごはん」の有り難さ。
孝行をしたい時に親はなし。ってか~

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