４月７日よる。

・週末畜肉解禁：牛肉新じゃが肉じゃが
・ツナマヨオニオンスライス
・結局オブジェだったキリンゴールデンホップ
・只今休みの晩には欠かせないあくまのフランジアワイン飲んでます。



先週の日曜日の晩あたりからなんとなく体調が優れず、それでも明日からは
決算週間に入るから、なんとか金曜日まで持たせて有休を取ってマジに病院へ
行こうと、日曜晩の段階では考えておりました。

で、一年のまとめ作業に入った月曜日。
朝からどことなく胸が苦しいのです。常時押されてるような圧迫感を感じる。
仕事中も軽くではあるけど、ん？呼吸が苦しい？？なんて感じるときもあって
昼休みにおそるおそる『胸部　圧迫感』をキーにネットを検索してみれば、
『狭心症』『心筋梗塞』と、小心者の私を充分にびびらせるほど、
恐ろしい病名がズラリと表示されたのでした。

帰りの電車で読んでいけば病因はメタボリック・シンドロームに拠るものも多い。
ああ、きっと私の場合はコレに当てはまるに違いない。
先月の背中の腫れから始まった体調不良は、こんな重い病気だったんか。。。


不安な気持ちにつつまれながら一日を過ごし、その晩は眠りについたものの、
血のめぐりが悪くなってきたのか身体中にしびれを感じて、
汗ぐっしょりで目が覚めてみれば午前３時過ぎです。
相変わらず息苦しく、いやいや昨日よりずっと増してるような気がして
このままほおっておいたら死んでしまうと、決算業務があるのは承知の上で
けれども仕事は後回しにして病院へ行くことにしました。

薬で治ればいいけどもしかしたら即入院手術かもな、と会社近くの大病院へ
行くことにし、いつもより１時間早く家を出まして、
もし途中で行き倒れたらと胸ポケットに妹と会社の連絡先のメモを入れて、
目黒駅から５分の距離ではあるけど大事を取ってタクシーに乗っていきました。


で、受付で症状を話して案内されたのが呼吸器科です。
ああ、呼吸器科だとするとやっぱり肺ガンの可能性もあるのか～！
とビビリながら待つこと３０分。

私より１０歳は下であろう先生に先月からの身体の症状を話して、
とりあえずレントゲンと心電図を取って、今度はすぐに呼ばれました。
私のらしきレントゲン写真が貼ってある。コワイ。ﾄﾞｷﾄﾞｷ ﾄﾞｷﾄﾞｷ


「このレントゲンを見る限りでは肺は全くキレイな状態で
ご心配されている呼吸器系では何ら問題はありませんよ」
��ふぅ～と肩から思い切り力が抜ける）

「ただし心電図にやや異常が見られるので、これから紹介状を書きますから
循環器科へ行かれて下さい」


不知の病から抜け出されはしたものの、私の身体は病気であることに
間違いないらしい。
今日はこれから手術をするのか、仮に一命を取りとめることが出来たにしても
きっと仕事は失うだろうし（こんなとき上司と仲悪いのが運のつきだよ・・・）、
これで残りの人生を一人で生きていくことが決定してしまったな、と
かなり落ち込みながら待つこと今度は３時間。

その間に血液検査と尿を取って、そろそろもう一回会社へ電話しなきゃな、
病院にパソコン持ってきてもらって税金計算出来るかな･･･等と考えていたら
ようやく先生に呼ばれました。
今度の先生も私よりきっと１０歳ぐらい若い先生です。


「心筋梗塞を疑って尿の結果を見ましたが、何ら問題はありません。
血も混じってないし全く問題無い。」
「ええと･･･呼吸器の先生からは心電図に異常があると言われたのですが」
「ううん･･･まあこれぐらいの結果を異常と見る先生もいるんだろうけど
��ここで一緒に心電図の結果を見る）うーん･･･問題ありませんよ」

「自分でもネットで調べて狭心症ってヤツかなあと思うんですけど･･･」
「狭心症は圧迫感を感じる時間が短いんですよ。
なのでお話から心筋梗塞を疑ったのですが検査結果からは何も出てないし、
もちろん明日以降のことは誰にも断言出来ませんが、少なくとも
今日のあなたの身体はどこにも異常が無い健康体であるのを保障します」

「じゃあ今日は薬も出ないんでしょうか？」
「うーんどこもなんにも悪くないんで、我々としては出しようがありませんね。
タバコをやめられたのはとても良いことだし、お酒もほどほどのようで、
適度に運動をされてるのも良いことです。
確かに少しお太りのようではありますけど、コレステロールも全く問題無いし、
あまり考えすぎないようにした方が良いですよ」


この日以来、なぜか胸の圧迫感も呼吸苦を感じることもなくなりました。
一体何だったんだよおい・・・ったく、あせらせんなよお！

そっか・・・オレは健康体なのか・・・
まあ問題無いことわかって良かったじゃないか。




そんなことで
今晩は一人で乾杯してマース♪