2006/12/21
旅の話はまだまだ続く:イタリア⇒ドイツ
鉄道マニアが旅する機会があればきっと涙を流して喜ぶだろうほど
ヨーロッパには国をまたぐ多くの国際列車が走っています。
ミラノからザルツブルグへ戻るには行きと同様に直行列車は走っておらず、
事前に・現地でも調べた限りでは、夜行で帰ってくるにしても2~3回は
乗り換えなければなりません。
いくらなんでもシンドイよなとネットカフェで他の路線を調べてみると
ミラノ⇒ミュンヘン行きの直行夜行列車が走っている。
そしてミュンヘンからザルツブルグまでは1時間半の距離なのです。
いや~ドイツかあ。
ガイド本もねえし、なんだかよくわからないけど、
せっかくの機会だからホンの少し立ち寄るつもりで行ってみるかあと
急遽ヨーロッパ3ヶ国目の訪問を決めました。
頭の中で決めることだけは簡単ですが、私には切符を窓口で買う大仕事を
こなさなければ電車に乗ることは出来ません。
んまぁ~ミラノは大きい街なだけあって結構皆さん無愛想ですからね。
旅に出る一週間前であれば、ここは一つ便所の前で一服二服三服ぐらいして
気合を入れ直して並んだところですが、タバコも無いので落ち着かぬ気持ちのまま
行き先を書いたメモを片手に国際列車切符売り場に並んだのでした。
「あ~・・・え~・・・ぼんじょるのう・・・」
もしこのメモ書きの小学生英語を見てわからなかったらどうやって帰ってこようと
ドキドキすること5秒弱。
「Singleでいいのかしら?」(多分そんなようなことを英語で言っている)と
無愛想っぽいネエちゃんから返ってきたので「いえーす!しんぐるおーけー」。
ようやく片道200ユーロの個室寝台券を入手出来ました。
寝台車の中はワリと広く部屋も暗く出来るしで、まぁまぁじゃ無いですかね。
最後まで気がつかなかったけど中には共同のシャワールームまであります。
ただですネ。
オーストリアからイタリアへ入る時は構えてたけど何も無かったのに、
乗車時にパスポートを車掌さんに渡すんですが、(多分)ドイツに入るとき
国境警察のようなのがゾロゾロ入ってきて、こっちはぐーすか寝てんのに
起こされてパスポートの顔写真と見比べるんですよ。
で、右の朝食もどきを配ってくれるときに返してくれるんです。
ありゃあちょっと無いよナァ~
こちらがミュンヘンの駅前です。
繁華街は離れてるのかもですが、35年前にオリンピックをやったとは思えない
至って地味目な街です。
もー背中のバックパックが、肩に食い込むように痛くなってきましてですね。
街中は2時間も歩かなかったんじゃないでしょうか。
まあそんなわずかな時間でも社会問題になっているトルコ系の人達が
多そうなのはよくわかりました。
駅の中や回りにケバブ屋さんが沢山あります。
んで、今回の旅で唯一目にしたポルノショップです。
��~4ユーロ払えばエロビデオを見られるコーナーがあるようで、
モノは試しに「どーすっか・・・」とかなり気持ちは揺れるも(笑)
結局入りませんでした。
駅前のメインストリートに面してまして、ちょっとココに写真を載せるには
いささか気の引ける「ホニャララのオモチャ」が通りに面したガラス張りの
ショーケースに堂々と陳列されてて、それを見たオジサンはぶっ飛びました。
歌舞伎町のようなアヤシゲな通りじゃなく、子供も家族もみんな通る街の
メインストリートですよ?こっちにPTAとか無いのかね???
こーいうのこそ正に国民性の違いってヤツなんだろうなあ・・・
さてさて、
早くも旅行から一ヶ月も経ってしまったことだし
次回の記事で今回の海外旅行の話しは終わりにしようと思います。
ダラダラと長ったらしく書いてきたから、最後はキレイに締めなくてはね。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
2 件のコメント:
えーっ!あれからもう一ヶ月もたっちゃうんですね?
月日の過ぎるのは早いなあ・・・。
旅の記事、とっても新鮮でおもしろかったです。
メモリーカード、見つかってよかったですね。
まあ探しているときには見つからないことはよくありますね。(笑)
正真正銘の旅人ちかさま
いやあアレですよ。
月日が経つのを早く感じるのは、加齢以外の何者でもありません(笑)
いやホントですって。
私がちかさまより勝っているのは年齢だけですが、
これから自分でも驚くほどどんどん時間・日にちの過ぎるのを
早く感じるようになると思います。いやだねぇ~
旅の記事新鮮でしたか・・・(笑)
そっかあ本人にとって見れば真剣なことであっても
やっぱ慣れた人からすればオカシイことってありますもんね。
こちら明日はクリスマスイブなんで
この時間うちの隣の教会からじゃんじゃん賛美歌が聞こえてきて
いつもはほのぼのと感じていたものの
ちょっとウルセエなあ・・・って全然関係無い話スイマセン。
コメントを投稿