６月２１日の日記。

・しょうゆウスターちくわ焼きうどん
・ただいまタリーズコーヒー



��１歳独身である私の愛読誌に「新潮４５」があります。
この月刊誌のことは過去にも何度かネタにして書いてきましたが、
新潮社という看板を背負ってる割には、誰から見ても趣味の良い雑誌ではありません。

で、今月号も昨日の通勤帰りから読んでいるのですが、
中に６ページ程の独白形式のインタビューと言うかルポと言うか、
まあとにかく私の目を引く記事が載っておりました。


出会い系サイトの裏

オレオレ詐欺、架空請求etc･･･詐欺には免疫のある現代人。だから出会い系もどうせ騙し、
なのに！こんなに引っかかる人々がいた。


オウオウこれは面白そうだ。
前から出会い系サイトは一体どんなもんかと興味があったけど、
どれどれ読んでみるか・・・



「完全無料」「意外と出会える！」「逆援助ＯＫ！」
こんな宣伝文句が踊る「出会い系サイト」。
懸命な皆さんならば、「どうせサクラでしょ」「クリックしたら最後、
架空請求されたり、無理やりポイントを買わされたりするんでしょう」、と
まともに取り合わないのではないでしょうか。
しかし、私の勤務する出会い系サイト運営会社では、ピーク時に月１億５千万円超もの
売り上げがありました。架空請求も、不正にポイントを買わせることもせずに、
会員がすべて、自発的に買った結果の売り上げなのです。

この６ページ全て２０代後半の出会い系サイトの社長さんの独白が続くのですが、
これがね。いい加減な商売をしつつも、罪悪感を感じ始めてるようで
マジメに答えてるんですよ。誠実なお人柄が現れており（笑）なかなか読ませます。



��つまりネット上で女に成りすまして、会員とメールを交わしていました。
「今お風呂上りだよ♪うちに来ちゃう？」
なんていうメールで、何十人もの男が釣れるのです。

うんうんこの気持ちよくわかりますよ。
モテない男はメールに"♪"とか"★"があるのを見ただけで、くにゃっとなっちゃう（笑）
同性の方がツボと言いますか、落としどころがわかるのかもですね。



私の勤務先は都内有数の繁華街にある雑居ビルの一室ですが、そこには登録数５００人
ぐらいのバイトが２４時間、入れ替わり立ち替わりやってきます。
それぞれのブースに分かれているパソコンの前に座り、女性会員になりきって
男性会員とのメール交換にいそしむわけです。


にゃるほど・・・
私が昔バイトで知り合った作家志望の方は、当然それだけじゃ食えないので
アルバイトでエロ本に女子大生を名乗ってサクラの投稿をしていました。
その頃はこんなカラクリがあったのかぁ～と感心したもんですけどね。
��ｅｂ２．０の時代ともなると、そこらへんも手が込んで大規模になってるようです。



私たちは「ヘビィー」と呼んでいるのですが、年間数百万円を注ぎ込んでいる
会員もいます。彼らの共通点は、女性経験が少ないこと。


おおお！オレのことかぁ～（泣）

・・・とまあ、こんな感じでお金が入ってくる仕組みとか、マニュアル対応のこととか
知られざる一面のことが書いてありまして、とにかく面白い。
もう電車の中で雑誌で顔を隠しつつ笑いながら読んでいます。
昨日読んで面白くて、今日も帰りにもう一回読み返して、
たぶんきっと明日も読むでしょう（笑）




私はさすがにノブ君の生活を心配するようになり、まずは出会い系ではなく、
フリーメールで直接やりとりすることにしました。
��中略）
除々に彼からフェイドアウトしていくために、最近は「親に反対されちゃたから
結婚できない」などと言って別れ話を振っているのですが、
彼は「メグミと別れたら生きていけないよ！」などと必死にしがみついてきます。
この先どうすればいいのか・・・


わっはっは！！
まァノブ君の気持ちもわからないではない（笑）

どうです？すっごく面白そうでしょう？？
只今全国駅売店・書店で絶賛発売中！＠７６０えん

長文を勝手に載せちゃいましたけど、宣伝したから勘弁してもらいましょう。
でもここを見てくれてる人は良い子が多そうだから、興味ある人なんていないかな？
面白えんだけどな～


ではではまた明日。